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このところ鈴木清順映画を紹介していなかったので『夢二』を。図書館にあったのでたまたま見直すことにしてみた。 いや。すごかったです。もう4回か5回くらい見ているのだが、やっと話がわかった。夢二って竹久夢二のことなんだけど、夢二は本当に主役なのかどうかすら危うい映画なのだ。マニアックなんだけど、豊潤な香りが満ちている。おーこわ、おーこわ(観るとわかるんですけど)。 さらにこの映画は、『ツィゴイネルワイゼン』『陽炎座』に続く清順的大正ロマン三部作の最後でもある。僕はもちろん『ツィゴイネルワイゼン』『陽炎座』という二本を支持するので、この映画もまた非常に面白かった。でもこの映画を観て「すごく面白い」という人はあまりいないんじゃないかな、という気がする。でも面白い。 それにしても、どこまでも人の裏というか王道の裏を進んでいく映画ですね。相変わらずというか、極めて奇妙というか、刺激的でした。ウォン・カーウァイ監督は、この映画で使用されたサントラをそのまま使って『花様年華』を作り上げている。もちろん『花様年華』の方がわかりやすいし、テーマも何も違うんだけど、でもパクリっぽく見える(オマージュって言うんでしょうね)。 清順というひとの頭はどうなっているのだろうか。才能とは圧倒的なものなのだということを改めて感じてしまった映画だった。清順みたいに圧倒的な映像感覚の監督って、本当にいなくなりましたね。残念。 |
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夢二(日・1991) 〜それが、セイジュンクオリティ
'''夢二'''(監督・鈴木清順) ...続きを見る |
EncycRopIdia 〜漫画・映画・... 2006/12/03 02:32 |
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