映画 『ほたるの星』 もっと二十四の瞳でいいんじゃないかな。
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作成日時 : 2006/04/20 14:57
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以前、Z市に住んでいた頃、“ホタル祭り”というのがあった。どうも野生ホタルが見えるらしい。野生のホタルなんてそう滅多に見ることは出来ないので、夜中に子供たちを連れて行きました。ところが、見えるのはなんと一匹か二匹。おいおい、これじゃ、黄金町にいっぱいある○○○(想像におまかせします)と同じですよね。ホタルっていうのは群生だからすごく感動するに。ホタルの群生って、実際はすごく美しいものです。でも見た人にしか、その美しさはわからないかもしれません。
映画『ほたるの星』は、ほたるの飼育を通じて子供たちとの心の交流を描いた映画です。えーと、いちおう地元というか、僕の故郷がバックアップしています。だから懐かしい方言がいっぱいでてくる。意外とよく出来ていた。登場している俳優さんたちもよかった。やっぱり脚本と監督って大切だということが、すごくよくわかった映画でしたね。残念なのは、これは映画ではなく、美しいプロモビデオになっているところでしょう。映像は美しくて、俳優たちはカッコいいし、よい人ばかり、子供たちもかわいい子がそろっている。でも映画じゃない。
特にホタルの群生シーンは明らかにやりすぎだなって思います。ファンタジーに持っていきたいのか、リアリティを追求したいのか、全然わからなかった。とても残念です。もっと『二十四の瞳』になってよかったのに。
須川栄三監督の『螢川』もそうだけど、螢の群生って無数の光が多く舞うだけじゃないんですよね。一つ一つの光が本当に弱々しい。すごいのではなく、無数の光があるのに、どこか寂しい光というのがポイントなのに。
今年ももう少しすると螢の季節になります。最近、螢が減ってきているらしい。螢は狩らずに見るだけにしましょう。
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